実存思想論集XXXVIII 『フェミニズムと実存』(2023年6月発行 知泉書館)
藤高 和輝 ・・・・・・・・・ バトラーからニュートンへ、あるいは引用の政治
横田 祐美子 ・・・・・・・・・ もうすぐなくなるという哲学の女嫌いについて
小手川正二郎 ・・・・・・・・・ フェミニズムと実存――ボーヴォワール『第二の性』を読み直すために
高井 ゆと里 ・・・・・・・・・ 世界はわが家なのか?――フェミニスト現象学と実存論的分析論
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長野 邦彦 ・・・・・・・・・ 道元思想における捨身について――修行の相互相依的成立構造
森 レイ ・・・・・・・・・ ポイエシス的な絶望――西田幾多郎が哲学の動機とみなした「人生の悲哀」にせまるための一試論
柳瀬 大輝 ・・・・・・・・・ 亡き人を思うこと――ヤン・パトチカにおける「死後の生」の現象学
〔書評〕
梅田 孝太 ・・・・・・・・・ 大山真樹著『時間・円環・救済――ニーチェの道徳批判を導きの糸にした永遠回帰思想の解明』
出岡 宏 ・・・・・・・・・ 古荘匡義著『綱島梁川の宗教哲学と実践』
戸島貴代志 ・・・・・・・・・ 秋富克哉著『原初から/への思索――西田幾多郎とハイデッガー』
田中 敦 ・・・・・・・・・ 上田圭委子著『ハイデガーにおける存在と神の問題』
金成 祐人 ・・・・・・・・・ 丸山文隆著『ハイデッガーの超越論的な思索の研究――『存在と時間』から無の形而上学へ』
板橋 勇仁 ・・・・・・・・・ 檜垣立哉著『バロックの哲学――反・理性の星座たち』
竹内 綱史 ・・・・・・・・・ 後藤雄太著『存在肯定の倫理 Ⅰ――ニヒリズムからの問い』、『存在肯定の倫理 Ⅱ――生ける現実への還帰』
戸谷 洋志 ・・・・・・・・・ 稲垣諭著『絶滅へようこそ――「終わり」からはじめる哲学入門』